自転車の買い方

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通学用自転車でクロスバイクを買う時、ルック車を買っちゃ駄目? クロスバイクとルック車見分け方

通学でクロスバイクを使う人、確実に増えています。

クロスバイクは、カゴや泥除けはついていないので、雨の日や買い物には不便ですが、とても走りやすいので、楽に自転車通学ができます。

でもクロスバイクとして売っている自転車、中にはルック車と言われるスポーツバイクもどきの自転車がまじっていることがあります。

またホームセンターや通販では、ルック車をクロスバイクとして売っていたりします。

そこで、クロスバイクとルック車の違いをご紹介するとともに、ルック車は通学に使えるのかどうかについて書きます。

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クロスバイクってどんな自転車?

実はクロスバイクは、明確な定義はありません。

基本的には、次の条件を持ったスポーツバイクのことを、クロスバイクと呼んでいます。

  • ロードバイクよりの車体とタイヤ
  • 変速機などはMTよりの部品を使用
  • まっすぐなハンドル(ストレートハンドル)

実はルック車も、大きなくくりではある意味クロスバイクと言えます。

ですがクロスバイクと言うと、スポーツ車のことをさすことが多いので、ルック車と区別されています。

ではルック車とスポーツ車としてのクロスバイクはどう違うのでしょうか。

簡単にいうとファミリー車の部品を使って、スポーツバイクっぽく作ったのがルック車です。

後ろの変速が6段から7段。変速スイッチはグリップシフターを使っています。

そして車輪を外すことができません。ナットでしっかりと固定されています。

スポーツ車の特徴のひとつに、クイックレリーズという機構があり、これにより前後輪を簡単に外すことができるのです。

どうして簡単に外れるかと言うと、パンク対策です。

スポーツ車はパンクをしてしまったら、その都度パンク修理をするのではなく、車輪を外しチューブを交換してしまいます。その方が早いのです。

スポーツ車のメーカーが出しているものがクロスバイク、と思っていいでしょう。

スポーツカーのブランド名などの入ったもの、メーカーが明確ではないものは、大概ルック車です。

ルック車は駄目なのか?

ルック車の中にも、車体がアルミで軽量に作られていたりと、結構真面目に作っているものもあります。

一番の特徴はナットで固定されていることを上に書きました。

でもこれは不用意に前後輪が外れない、ということです。

スポーツ車は前後輪が簡単に外れるわけですが、これは一歩間違うと事故につながります。

  • 知らない間に緩んでいた
  • いたずらをされた
  • 簡単に外れるので車輪を盗られた

こんなことが現実に起こるのがスポーツ車です。

その点、ルック車は車輪がガッツリとナットで固定されていますから、その心配がありません。

ある意味、安心して通学できると思っていいでしょう。

買ってはいけないルック車

中には買ってはいけないルック車もあります。

その見分け方は、

  • 車体が鉄で重い
  • やたら安い(1万円から2万円)
  • シマノ製とわざわざ書いてある(シマノじゃない部品を使っている自転車はほとんどありません)
  • メーカー名がわからない
  • スポーツカーなどの車のブランド

粗悪品のルック車は、形がスポーツ車っぽいだけで、中身はファミリー車、それも1万円ぐらいのものと変わりません。

本来のスポーツ車の走りには、ほど遠いものなのです。

特に通販で売っているものは要注意です。

買ってもいいルック車は、どんなの?

イオンバイクが出しているSシリーズのS-3は、フレームがアルミなので、軽量です。

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作っているところはホダカという、スポーツバイクも出しているメーカー(ネスト、コーダーブルーム)なので、最低限のクオリティは維持しています。

サイクルベースあさひのWEEKENDBIKES(ウィークエンドバイクス)-Fなども同じ感じですね。

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感想(1件)

こちらはあさひのオリジナルです。

いずれにしても、自転車専門店の出しているオリジナル車なら、ある程度は大丈夫です。

特にスポーツ車の取り扱いのあるショップなら、買っても間違いはないでしょう。

この2車種をご紹介したのは、通販で買っても、店舗で受け取ることができるからです。

それはきちんとした整備を店でする、ということです。これならば、自転車の知識があまりなくても、安全に乗ることができます。

通学でルック車はつかえるのか

きちんとしたルック車なら、通学には向いています。

スポーツ車ほど気を使わなく気楽に乗ることができます。

走りもファミリー車より楽です。

ですがメンテナンスは必須です。

チェーンや変速機構が、ファミリー車よりむき出しなので、雨に濡れたままにしておくと、一気に錆びて劣化します。

またVブレーキと言う、マウンテンバイク用のブレーキがついてきますが、定期的に調整をする必要があります。

確かにスポーツ車より神経は使いませんが、本来の楽な走りを維持するためには、定期的なメンテナンスが絶対の必要なのです。

  • チェーンの注油
  • ブレーキ、ギアの調整
  • 定期的な空気入れ

快適にルック者で通学するためには、この3つはかかせません。

  1. 信頼できるものを買う
  2. 定期的にメンテナンスをする

この2つに気をつければ、安く、気楽にスポーツ車的な走りができるルック車は、上手に使うならば、通学を楽なものにしてくれるでしょう。