自転車店ならどこでもいいわけじゃない!? いい自転車店を見分ける5つのポイント!!
いい自転車店はどうやって選べばいいのでしょうか。
いい自転車屋にあたれば、あなたに合った自転車を紹介してくれますし、メンテナンス、修理も安心して出すことができます。
信頼できるところならば、あなたは安心して自転車に乗ることができます。
いい自転車屋は、いい医者と一緒。困った時に助けてくれる心強い味方です。
ではいったいどういった自転車店が、いい自転車店なのでしょうか。
その見分けるための5つのポイントをご紹介しましょう。
①親身になって話を聞いてくれる
自転車店に行くと、いろいろな自転車が置いてあります。
一体どれがいいのか、何を基準に選べばいいのかわかりません。
そんな時、こちらの都合をきちんと理解してくれ、親身になって話を聞いてくれるところは、いい自転車店です。
自転車店の仕事は、実はただ自転車を売るだけではありません。
あなたの困っている現状を解決することが仕事です。そのためには、何故あなたが自転車が必要なのかを、きちんと聞いてくれるお店は、いい自転車店といえます。
②自転車全般知識がきちんとあるスタッフがいる
ただ話を聞くのは、誰でもできます。
大事なのは、あなたに合った自転車を選んでくれるかどうか。
そのために必要なのは、自転車全般に関する知識です。
特にチェーン量販店や、ホームセンターでは、自転車に関する知識がまっくないのに、接客をしている場合が、本当にあります。
下手したら、あなたより自転車について知らないスタッフかもしれません。
実際に私の知っているスタッフで、知識がないばかりか、平気で嘘をつくスタッフもいるくらいです。
ただ問題はそのスタッフが本当のことを言っているのか、どうかはなかなかわからないかもしれません。
ですので、できるなら、いろいろな角度から質問をするとよいでしょう。
例えば自転車の値段の違い、メーカーの違い、機能がどう違うか、ですね。
③自転車が好きなスタッフがいる
一番いいのは、自転車が好きなスタッフがいる店ですね。
自転車をいじったり、乗ったりすることが好きなスタッフがいたらベストです。
私が自転車店で働きだした時、当時の店長が「たくさん自転車に乗りなさい」と言っていました。
乗らないと自転車はわかりません。
自転車店で働いているからといって、自転車好きとは限りません。
量販店やホームセンターでは、自転車好きのスタッフなんて、ほとんどいないと言っていいでしょう。
率直に自転車好きですか? 乗っていますか? と聞いてみればよいでしょう。
④修理を嫌がらない店
自転車屋だから、修理をしてくれて当たり前、とあなたは思っていませんか?
実はそうではありません。
修理は儲からないのです。自転車だけを売っていた方が儲かるのです。
自転車の修理は、労多くして益なし、というのが実情です。
修理がきちんとできるスタッフは、接客もきちんとできます。自転車の知識がありますからね。
本来はそうしたスタッフは、売り場に出た方がいいのですが、修理が多いと、そっちにかかりきりになります。
そうなると、接客がおろそかになり、売り上げが下がるのです。
そうした実情の中、きちんとした修理をする店は、真摯に自転車に向かい合っている店と言えるでしょう。
修理の多い店は、実はいい店なのです。
もしそうした店があったら、そこで自転車を買いましょう。
⑤自転車についてきちんと説明してくれる店
自転車を買って、整備が終わり、渡してくれる時に、自転車についてメリットデメリット、乗る時の注意点などをきちんと説明してくれるところはいい店です。
- 定期的に整備にもってくること
- 空気はまめに入れること
このふたつをきちんと説明してくれる店はいい店と言えるでしょう。
何も説明されず、ただ渡すだけの店は注意が必要です。
そうしたとこでは、あまり自転車を買わない方がいいのです。
⑥ハンドルの高さも合わせてくれる店
買った自転車を渡してくれる時、サドルの高さすら合わせてくれない店があります。
もちろんそんな店は論外ですが、いい店はきちんとハンドルの高さ、角度まで合わせてくれます。
ファミリー車はハンドルの高さを変えることができること、知らない方は意外と多いのです。
ハンドルが高すぎても、低すぎても、自転車は漕ぎにくくなります。
その人にあったサドルの高さがあるように、その人にあったハンドルの高さもあるのです。
そうしたことを面倒がらずにきちんとやる店はいい店なのです。