クロスバイクを通学用自転車として使う時の13の注意点! 上手に使ってあなたの通学を快適に!!
通学自転車としてクロスバイクを使う時には、どこに気をつければいいのでしょうか。
クロスバイクは、ファミリー車より早く、そして楽に走ることができます。なにより格好いいですよね。
自転車通学では、漕ぎにくい自転車を使うと、学校に行くだけで疲れてしまいます。
朝はともかく、授業、そしてクラブで疲れている状態で、自転車で帰るのはちょっとしんどいものです。
ですがクロスバイクはスポーツバイク。普通の自転車とは、いろいろと違います。
そこで、通学に使うクロスバイクを使う時のための、13個の注意する点をご紹介します。また実際に私が使っているツールのリンクも貼っておきます。性能は保障しますよ。
- ①太目のタイヤを選ぶ
- ②英式のアダプターを持つ
- ③できる限り近くの自転車店で買う
- ④メンテナンスをしてくれる店、スタッフを探す
- ⑤ライトは、高くても明るいものを買う
- ⑥リアライトをつける
- ⑦チューブ交換の方法をおぼえる
- ⑧10日に1度は空気を入れる
- ⑨しっかりとした鍵を買う
- ⑩あまり高いものは買わない
- ⑪通販では買わない方が無難
- ⑫反射するものをたくさんつける
- ⑬ヘルメットなどの3種の神器
①太目のタイヤを選ぶ
クロスバイクのタイヤのサイズは700Cというサイズです。
ファミリー車の26、27インチとはちょっと違います。インチサイズにすると28インチ相当になります。
市販されているクロスバイクのタイヤは、だいたい25か28Cです。
700×28Cのような形でタイヤに書いてあります。
後ろの数字はタイヤの太さ。大きければ大きいほど、タイヤは太くなります。
ロードバイクは23Cか25C。タイヤは細くなればなるほど早く走れますが、その分歩道や段差ではパンクしやすくなります。
ですので通学用のクロスバイクで細いタイヤを履くと、歩道や荒れた路面ではトラブルの元になるのです。
ですので、通学用にクロスバイクを使うのなら、太目のタイヤの方が安心です。
最低でも28C、できれば35Cくらいの方が段差には強くなります。
もし欲しいクロスバイクのタイヤが細いのなら、タイヤだけ太目のものに変えた方がいいでしょう。
②英式のアダプターを持つ
クロスバイクのチューブは、ほとんどが仏式です。普通のファミリー車は英式。
クロスバイクなどのスポーツバイクは高圧をいれます。ファミリー車だと3気圧ですが、スポーツバイクですと、少なくても4気圧、ロードだと6気圧か7気圧、ファミリー車の倍以上ですね。
高圧のタイヤのメリットは、路面抵抗が少なくなるので、早く走ることができます。その反面、段差や荒れた路面に弱くなります。
仏式の最大の欠点は、専用の空気入れが必要になること。
慣れたら、携帯用の仏式の空気入れを持てばいいのですが、最初はなかなか難しいと思います。
そこで、仏式のバルブを英式にするアダプターがあるので、必ずそれをつけておきましょう。
個人商店の自転車屋の中には、仏式の空気いれを置いてないところがあります。
アダプターがあれば、どこででも空気を入れることができるのです。
③できる限り近くの自転車店で買う
メンテナンスをほとんどしないファミリー車と違って、スポーツバイクにはマメなメンテナンスが必要です。
クロスバイクにはVブレーキと言う、マウンテンバイク用のブレーキがついてきます。
これが非常に狂いやすいのです。片効きという症状が起こります。
特に新車ではブレーキ、シフト、それぞれのワイヤーで初期伸びという症状がでます。
要はまめにメンテナンスをすれば問題はないんですが、買った自転車屋が遠くだと、持っていくのがなかなか難しくなってしまいますよね。
そこで、自転車はできるだけ近くで買った方が、いろいろと便利なのです。
修理に持ち込むのも簡単ですしね。
④メンテナンスをしてくれる店、スタッフを探す
買った店が、実はあまりスポーツ車が得意ではなかった、ということが意外と起こります。
先にも書いたように、スポーツバイクはメンテナンスが必須です。
そこできちんとスポーツ車をいじれるスタッフがいる店を、確保しておきましょう。
いいスタッフがいたら、必ず名前を教えてもらい、その人に名指しでメンテをお願いしましょう。
あさひや、イオンバイクといってチェーン店の怖いところは、スタッフの質に天と地ほどの差があることです。
中には自転車のことをまったく知らないスタッフや、最近やっとパンク修理をおぼえたスタッフがいます。というか、ほとんどそんなスタッフばかりですね。
ですので、店とつきあうのではなく、信用できる人と付き合うことが必要なのです。
もしスポーツ車に詳しいスタッフと出会えたら、その関係を大事にしましょう。
単にメンテしてもらうだけではなく、自転車をことをいろいろと教えてもらいましょう。
⑤ライトは、高くても明るいものを買う
クロスバイクにはライトはついていません。基本的には後付けです。
ライトは主にハンドルにつけますが、出来る限り明るいものを買った方がいいでしょう。
値段の目安はだいたい3千円以上でしょうか。
安いものは千円くらいから変えますが、値段は明るさに比例します。
安いものは、あくまでもポジションライト、つまりあなたがそこにいることを車や歩行者に知らせるたけのもので、路面をきちんと照らしません。
ライトはちょっと奮発した方がいいでしょう。
またこうしたライトは簡単に取り外しができますので、長時間自転車から離れるようなら、外しておきましょう。盗られます。
自転車店でいいものが売っていないことがあります。そんな場合は、アマゾンなどで探すとよいでしょう。
取り付けは簡単で、誰でもできます。
アマゾンを使う場合は、レビューを参考にしましょう。
電池は単3のものが、どこでも手に入るのでお勧めです。最近はUSB充電のライトで明るいものも増えてきました。
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このライトは本当に明るいです。また見た目も格好がいいののもおすすめする理由です。
充電できる環境にあるのなら、その方がコスパはいいでしょう。
⑥リアライトをつける
リアライト、その名の通り後ろにつけるライトですね。後方の車にあなたの存在をアピールします。
これは安いものでも構いません。
点滅で使用するなら電池が長持ちします。
これも自転車店でいいものがなかったら、通販で手に入れましょう。
中にはオートライトタイプ、暗くなると自動点灯するものもありますので、付け忘れをなくすことができます。
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充電式です。暗くなると自動点灯します。本当に目立ちますよ。
⑦チューブ交換の方法をおぼえる
自転車通学で一番こまるのが、途中のパンクです。
スポーツ車には簡単に前後輪を外せるクイックレリーズという機構がついてきます。
ロードバイクでロングライドをする時にパンクしたら、パンク修理をするのではなく、車輪を外してチューブの交換をします。
そうすることで、時間をかけずにすぐに走りだすことができるのです。
クロスバイクにもそうした機構がついてきますので、これをおぼえれば出先のパンクが怖くなくなります。
ただその場合、技術だけではなく、必要なものがあります。
- 予備のチューブ
- タイヤを外すタイヤレバー
- 携帯用空気入れ
- 修理セットを入れるサドルバッグ
これらがあれば、パンクは怖いものではありません。
⑧10日に1度は空気を入れる
クロスバイクは高圧をいれるので、意外と早く空気が抜けます。
また空気が少ない状態で乗っていると、走りが遅くなるだけではなく、パンクの原因になります。
ですのでまめに空気圧のチェックが必要なのです。
毎日乗るのなら、10日に1度は空気を入れましょう。
クロスバイクを買う時に、できれば一緒に空気入れも買うとよいでしょう。
この時に注意したいのは、あまり安いものを買わないこと。特に仏式だけではなく、英式や米式もいれることができるものは、やめておきましょう。
仏式だけをいれるものを買った方が、多少高くても長く使えます。
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私はこのサーフェスの古いものをもう3年使っています。
⑨しっかりとした鍵を買う
スポーツ車は狙われています。
盗難にあうことが、ファミリー車よりも多いのです。
ですので、鍵にはお金をかけてしっかりとしたものを買いましょう。
また自転車単体でロックするのではなく、駐輪場の柱といった構造物と一緒にロックしましょう。これは地球ロックと言い、スポーツ車をとめる時の基本です。
心配なようなら、複数個の鍵をつけましょう。
U字ロックと、長めの鍵の併用が望ましいのです。
大げさと笑われても、盗られるよりはましです。
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私は上ののチェーン式のものを愛用しています。サドルバッグに入れてあります。
⑩あまり高いものは買わない
通学で使う自転車は、ほぼ毎日乗ることになります。
ハードに使うものですし、盗難にあう危険もあるので、高級車を買うのはさけたほうがいいでしょう。
だいたい5万~6万円くらい、高くても8万円以内にしましょう。
自転車店のオリジナルクロスバイクの中には、安くてもそこそこの性能のものがあります。
通学用クロスバイクには、そうしたものを選んでもよいでしょう。
⑪通販では買わない方が無難
もしあなたが自分でスポーツ車の組み立てや整備ができるのなら、通販で買っても良いでしょう。
でもそうでないのなら、通販で買うのはやめましょう。
出来る限り対人販売、お店で直接買うようにしましょう。
ただサイクルベースあさひのように、お店で自転車を受け取ることができるものなら、通販で買っても大丈夫でしょう。
レベルには差がありますが、最低限の整備はされていますし、もし何かあったら、店が責任をとってくれます。
楽天などで売っている2~3万円ほどのものは絶対に買ってはいけません。
クロスバイクと書いてあっても、あれはルック車。簡単にいうと、スポーツバイクの偽物です。
サイクルベースあさひではジャイアントのエスケープR3を買いました。店によってスタッフに本当に差があります。ですが、店としてはスポーツにかなり力を入れています。
⑫反射するものをたくさんつける
クロスバイクでの自転車通学に前後のライトは必須ですが、それだけではなく、反射するものをできるかぎりたくさんつけましょう。
これは自転車というよりも、カバンや衣服につけるのがいいでしょう。
実は車から見て、自発光するものより、反射材の方が目立つ場合があるからです。
反射シール、反射キーホルダーなどですが、最強なのは反射ベストです。
これは目立ちます。これを着ていると、車が大きくよけてくれます。
恰好が悪くても、命には代えられません。
⑬ヘルメットなどの3種の神器
事故は起こしたくないものです。
あなたが安全運転していても、車や自転車に突っ込まれたりすることもあります。
そんな時に身を守るのが、3種の神器です。
- ヘルメット
- グローブ
- アイウエア(サングラス)
この中で出来る限り身につけたいのは、ヘルメットとグローブです。
ヘルメットは当然頭を守るためですが、自転車でこけると最初につくのが手です。
手をケガから守るためにグローブはした方がいいのです。
自転車用でなくてもかまいません。ワークマンなどで売っている作業用グローブでも、
恰好のいいものもあります。
またヘルメットですが、きちんとしたメーカー品なら、高いものでなくても大丈夫です。
OGKカブトのものが日本人の頭の形にあっているので、おすすめです。ちなみに値段の差は安全性の差ではありません。
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OGKのものは安心して使えます。私は事故で足を骨折しましたが、OGKのヘルメットのおかげで頭は無事でした。